日本ではにんにくは嫌われていた?

にんにくでおいしく健康に

仏教、禅寺ではにんにくは精力をつけるものとして嫌われてきた

日本ではにんにくは嫌われていた?

にんにくはそもそも蒜(ひる)と言われていて、大蒜という漢字を書きます。

にんにくと呼ばれるようになったのは、室町時代に入ってからのことです。

「不許葷酒入山門」「不許葷肉入山門」というのは、禅寺の入り口に良く書かれている言葉です。

この葷は臭いものという意味です。

ニオイのきついものと酒や肉は、禅寺には持ち込んではいけないという意味になります。

中国の仏教でもある道教では、ネギ、ラッキョウ、ニラ、にんにく、チーズ等は食べることが禁止され、アジア圏のヴィーガンは三厭五葷といって動物の肉、鶏肉、魚にくわえて、五葷を食べないのが特徴です。

五葷はネギ、ラッキョウ、にんにく、浅葱、ニラのことで、禅宗では食べるのは禁止されてきました。

にんにくは、禅宗では煩悩を作るものとして、長い間嫌われてきました。

日本であまりにんにくが食べられてこなかったのは、宗教的な見解からだということもできます。

にんにくの名前は、仏教用語の忍辱(にんじょく)からきているという説があります。

困難や恥ずかしいことに耐え忍ぶという意味の言葉です。

禅宗で禁止されたニオイの強いにんにくですが、薬用のために恥ずかしさをがまんして食べることもあったことが想像されます。

また、においが悪いので、これをにくむとした日本釈名の「においあしくてにくむべし」という言葉が語源という説もあります。

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